蓄熱式サウナストーブ作りワークショップ in 京都 Earthing MIYAMA
こんにちは!中右手おもてなし隊・広報部の赤星です。
京都の美山で現在建設中の宿泊&サウナが楽しめるEarthing MIYAMAさんで蓄熱式のサウナストーブ作りワークショップに撮影係りで参加してきました。(開催日:2024/6/29-30)
ワークショップには地元の京都から、遠くからは東京からなど様々なサウナファンに参加していただきました。
ワークショップでは、サウナストーブの構造のレクチャー、その後レンガ積みを佐官職人の方から指導していただきながらみんなでサウナストーブを組み上げていきます。
Earthing MIYAMAとは?
現在準備中の(2024年7月現在)Earthing MIYAMAはサウナと宿泊が楽しめる複合施設で、公衆浴場許可も取っているので、一般の方も日帰りでもサウナを楽しむことができます。
周辺環境は、標高は違うものの、久米屋の環境とほぼ同じで、山々に囲まれた古民家宿。近くには綺麗な川が流れていて、ワークショップの参加者で休憩時間で渓流釣りを楽しむ方も(笑)
Earthing MIYAMAのオーナーの長谷川さんが、サウナ創造学に一緒に参加されているサウナ仲間と一緒に久米屋の蔵サウナに訪れた際、蔵サウナの蓄熱ストーブにインスピレーションを受け、宿とサウナの設計をアトリエ・ナカウテに依頼していただきました。
Earthing MIYAMAさんの蓄熱サウナストーブは久米屋のストーブをさらにアップデートした改良版のストーブということで、「必ずウチの(久米屋)のストーブよりいいもになるだろう」と設計をした丸山さん本人が語っていました。
サウナ作りレクチャーのスタート
まずは設計を手掛けているアトリエ・ナカウテの丸山さんからサウナレクチャー。サウナ作りの基礎から、久米屋がどのような経緯で地域に作られたか、ストーブの種類、Earthing MIYAMAのサウナストーブの構造についての説明。
モルタルを練るところから
左官屋さんは寡黙ながらも必要な時には優しく教えてくれるナイスな職人。レンガの目地用のモルタルをねるところから教えてくれました。参加してくれた少年たちも真剣!
ストーブの周りにレンガを積んでいく
サウナストーブ周辺のレンガ壁をみんなでモルタルを塗りながら水平に気をつけて積んでいきます。
この積んでいくレンガがストーブの熱を溜めていき、なんとも心地の良い熱を発してくれます。蓄熱ストーブのサウナに入った人にしかわからない心地よさなので言語化がムズカシイ!
後半につれてみんな慣れてきて作業がスピードアップ。少年たちの方が水平を取るのが上手で、大人たちに「これ歪んでる!」とダメ出しするまでに上達していました(笑)
オーナーの長谷川さんと息子さん↑
モルタルの練り具合で目地が塗りやすかったり、流れてしまったり、すぐ固まってしまったりなど、中々奥の深い作業。こればかりは回数を重ねないとわからない、感覚的な経験値が必要。
お昼休憩&質問タイム
改装中の宿の室内で地元のお弁当でお昼休憩。地元のお米のおにぎり弁当を用意してくれていました。
休憩中には、建築関係の人から設計図面や法律に関する質問が。サウナの設計でこんなに図面を起こす人は珍しいらしい(笑)丸山さんは包み隠さず詳細を説明していました。
地道な作業のレンガ積みもみんなでやればあっという間に完成!
各部品を備え付けてかなり完成に近づきました。
オーナーこだわりの細部
オーナーの立っての希望でサウナストーブには炎が見えるように覗き窓が、、、か、かっこいい、、
ロウリュをする炉口は開閉式で焼却炉のような無骨なハッチ、そしてレバーにはパーツメーカーさんがわざわざ富山県で拾ってきた丸石がバランスが取れるように取り付けられていて、、か、かっこいい、、
参加してくれた皆さんは、「積むのが楽しい、愛着が湧く、愛おしい、、絶対完成したら入りたい!」とこのサウナストーブの熱と蒸気を妄想しながら積み上げました。
参加していただいた皆様。2日間、本当にありがとうございました。Earthing MIYAMAのオープンは2024年9月末予定!
サウナシュランを獲得した久米屋のアップデート版の蔵サウナ!皆さん入ってみたいと思いませんか?
Earthing MIYAMAのインスタにて最新情報をご確認ください!
久米屋では宿泊者限定でサウナレクチャーも行っています。是非興味がある方はご参加ください。